メンズ ハイライトやメッシュで髪に立体感を出すための基本と、色落ちまで計算したデザインカラーの考え方を、iLeの視点から編集的に解説します。
立体感は「色の差」で生まれる
メンズのスタイルに動きや奥行きを出したいとき、カットだけで完結させようとすると限界があります。そこで有効なのが、髪の一部にだけ明るさを仕込むメンズ ハイライトという発想です。全体を均一に染めるのではなく、明暗の差をつくることで、光が当たったときに毛束が立ち上がり、自然な立体感が生まれます。
ベースが暗いほどハイライトのコントラストは際立ち、逆に細く繊細に入れれば、パッと見はナチュラルなまま質感だけが豊かになります。この「どのくらい主張させるか」の設計が、仕上がりの印象を大きく左右します。
ハイライトとメッシュの違い
メンズ メッシュは、ハイライトよりも束感をはっきりと出す入れ方を指すことが多いです。太めの束を意図的に配置することで、スタイルにアクセントとエッジが加わります。ハイライトが「全体の質感づくり」なら、メッシュは「ポイントの主張」。どちらも明暗の差を活かす点は共通していて、なりたい雰囲気に応じて幅や本数、入れる位置を調整します。
前髪まわりに効かせれば顔まわりの動きが出やすく、トップやサイドに散らせば頭の形が立体的に見えます。骨格やクセ、ふだんのスタイリングと合わせて配置を考えることが大切です。
ブリーチと立体感の関係
はっきりとした明るさや透明感のある発色を求めるほど、ブリーチが必要になります。ただしブリーチは髪への負担がつきものです。だからこそ、明るくする工程そのものの精度が仕上がりを分けます。
iLeのシグネチャーであるエフェクトブリーチは、共同代表の西村涼と酒井元樹が共同で開発・体系化した技術です。ダメージ履歴を10段階で診断し、脱色の2剤(オキシ)の濃度をミリ単位で調整する「パーソナル減力」によって、切れ毛を抑えながら髪の芯を残すことを目指しています。負担をゼロにはできませんが、明るさと髪の状態のバランスを丁寧に取り、透明感のある発色へつなげていきます。
色落ちまで含めてデザインする
メンズ デザインカラーの面白さは、染めた瞬間だけでなく時間の経過も楽しめる点にあります。ハイライトやメッシュは伸びてきても根元との境目が馴染みやすく、色が抜けていく過程でも表情が変わっていきます。エフェクトブリーチは、その退色の美しさまで見据えて設計するのが特長です。
最初から「どう抜けていくか」を想定しておけば、次の来店までの期間も無理なく楽しめます。
自分に合う入れ方を見つける
ハイライトもメッシュも、正解は一つではありません。仕事や生活のなかでどこまで主張させたいか、普段のセットにどれだけ時間をかけられるか——そうした条件によって最適な設計は変わります。髪質やこれまでのカラー・黒染めの履歴によっても、選べる明るさや方法は変わってきます。
まずは自分の理想と髪の状態を整理してみてください。具体的なイメージや不安があれば、スタイリストやメニューのページものぞいてみてください。立体感のあるスタイルづくりのヒントが見つかるはずです。